結論配合比 主剤:硬化剤 = a:b の硬化剤の割合は、混ぜた量(主剤+硬化剤)に対してなら b ÷(a+b)、主剤に対してなら b ÷ aです。4:1 なら、混ぜた量の20%、主剤の25%です。「硬化剤20%」と「硬化剤25%」は同じ 4:1 のことがあるので、どちらに対する%かをそろえて話します。
仕様書の配合比は「4:1」のような比で書かれることも、「硬化剤○%」のような割合で書かれることもあります。比と割合を行き来するときに、何に対する%かを取り違えると硬化剤の量がずれます。この記事では、配合比を%に直す早見表と、%から比に戻す式をまとめます。硬化剤とシンナーの量そのものは塗料の配合計算で出せます。
配合比を%に直す早見表
| 配合比(主剤:硬化剤) | 混ぜた量に対する硬化剤 | 主剤に対する硬化剤 | 主剤1,000gあたりの硬化剤 |
|---|---|---|---|
| 10:1 | 9.1% | 10.0% | 100g |
| 5:1 | 16.7% | 20.0% | 200g |
| 4:1 | 20.0% | 25.0% | 250g |
| 3:1 | 25.0% | 33.3% | 333g |
| 2:1 | 33.3% | 50.0% | 500g |
| 1:1 | 50.0% | 100.0% | 1,000g |
%は小数第1位で四捨五入しています。
硬化剤の割合の計算式
混ぜた量に対する割合
硬化剤の割合(%)= 硬化剤側 ÷(主剤側+硬化剤側)× 100 です。4:1 なら 1 ÷ 5 × 100 = 20% です。
主剤に対する割合
硬化剤の割合(%)= 硬化剤側 ÷ 主剤側 × 100 です。4:1 なら 1 ÷ 4 × 100 = 25% です。主剤の量にこの割合を掛けると、硬化剤の量になります(主剤1,000g × 25% = 250g)。
割合(%)から配合比に戻す
| 書かれている割合 | 何に対して | 配合比(主剤:硬化剤) |
|---|---|---|
| 硬化剤20% | 混ぜた量に対して | 80:20 = 4:1 |
| 硬化剤25% | 主剤に対して | 100:25 = 4:1 |
| 硬化剤50% | 主剤に対して | 100:50 = 2:1 |
| 硬化剤50% | 混ぜた量に対して | 50:50 = 1:1 |
同じ「硬化剤50%」でも、何に対してかで 2:1 と 1:1 に分かれます。仕様書にどちらで書かれているかを確かめてから比に直します。
硬化剤を量るときの3つの注意
- 比は製品ごとに違う。早見表の比は計算の例で、お使いの塗料の仕様書の値で量る
- 重量比か容量比かを確かめる。この記事の計算は重さ(g)で量る場合
- 自分の判断で多め・少なめにしない。主剤を半端に使うときも、主剤の量 × 硬化剤側 ÷ 主剤側 で計算して量る
希釈するときのシンナーの量は塗料の希釈率の計算にまとめています。
よくある質問
Q1. 4:1の配合は硬化剤何%ですか
混ぜた量に対してなら20%、主剤に対してなら25%です。
Q2. 10:1の配合で主剤500gなら硬化剤は何gですか
500 × 1 ÷ 10 = 50g です。
Q3. 硬化剤の割合が「主剤100に対して25」と書かれているときは
主剤に対する25%なので、配合比は 100:25 = 4:1 です。
Q4. 硬化剤の割合は重さで量りますか
仕様書の配合比が重量比なら重さで量ります。容量比の製品もあるので、仕様書で確かめてください。
まとめ
- 配合比 a:b の硬化剤は、混ぜた量に対して b ÷(a+b)、主剤に対して b ÷ a
- 4:1 は混ぜた量の20%、主剤の25%。2:1 は33.3%と50%
- 割合から比に戻すときは、何に対する%かを先に確かめる
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